期待値とは
確率論において、期待値(きたいち)とは、確率変数の平均値である。例えば、ギャンブルでは、掛け金に対して戻ってくる「見込み」の金額をあらわしたものである。※Wikipedia参照
つまり超長期的に考えると収束する値です。この値を打つ前に算出することで、結果の平均値を知ることができます。期待値プラスの台を無限回打てば、収支は必ずプラスになります。この計算を実現したのがSloSIghtです。
期待値は誤差を含みます
SloSightで計算している期待値は、全て独自の解析エンジンによるものです。そのため、雑誌などに載っている期待値とは異なります。計算方法の詳細については独自の解析エンジンでの計算ですので、実際の値とは異なる可能性があります。誤解を恐れずに書くと、完全に正しいはずがありません。
その値をなぜ出しているかと言うと、実際の稼働には十分問題無い精度と考えているからです。誤差を含んだ値であっても、全く情報の無い状態とは大きく差があると考えています。
独自の解析エンジン
独自の解析エンジンにこだわった理由は2つあります。
- 解析情報が公表されるのが遅い、公表されない
- 雑誌に掲載される期待値の精度に疑問がある
期待値を一番知りたいのは稼働率が高い導入後3ヶ月間程度の期間だと思います。いち早く情報を届けるために独自の解析エンジンを使用しています。期待値の精度について雑誌では掲載されるのみですが、SloSIghtでは結果を皆の履歴で公開しています。期待値と実績値の比較することで、一方的ではなく結果も考察することが出来ます。
期待値と実績値の比較
期待値 | 実績値 | |
---|---|---|
収支 | 1,675円 | 1,763円 |
投入 | 6,502円 | 6,875円 |
交換 | 416枚 | 443枚 |
期待値と約20,000件の実績値の平均を比較した値です。期待値に比べて実績値の方が高くなっていますが、2つの理由からかなり期待値に近い値だと思っています。みなさんはどう思うでしょうか?
- 交換枚数が多い理由
実績を入力する場合、メダルを借りる1,000円単位で入力することがほとんどだと思います。なくなるギリギリで当たることもあれば、借りた直後に当たることもあると思います。そうすると平均して25枚のメダルが交換時に当たって出た枚数より多く流すことになります。比較から実績値の方が27枚多くなっているので、ほぼ同じ数になっています。
- 投入金額が少ない理由
平均して25枚のメダルが多く投入金額に入っているので500円の差がでるはずですが、実績と比較すると300円しか違いがありません。200円分早く当たっていることになりますが、これは設定が1以外のものも含まれているからだと思います。期待値は全て設定1で計算されていますが、実際には2やそれ以上の設定も含まれていると思います。高い設定程当たりやすいので、投入金額が少なくなっています。
1周期期待値
Aタイプの機種では1回当たって即ヤメした場合の値です。天国モードがある機種では、1回当たって天国ゲーム数内の当たりをループし、天国ゲーム数まで回してヤメた場合の値です。
詳細情報が公表されると精度が上がりますので、期待値は予告無く変更される可能性があります。ご利用についての責任は一切負いかねますので、確認した上で、十分な精度と考えられた方のみご利用ください。